〜カシワ特集〜

先日買った「PEN」のカシワ特集。
トップランナーで見たときに、強烈な名前しか覚えていなくて、
久々に西川のジャケットでご対面だ、
と思っていたのですが、
自分の身の回りにこんなにもカシワ氏のデザインが溢れいたのかと驚きました。


売れる。
この方に手がけてもらったら売れると思うのはドシロウトの私でも感じる。
「あなたの夢を叶えます」みたいな番組にもしも出れるなら(妄想)
「カシワに私の広告を作って欲しい!!」と言おうかな、なんて思ってしまった。
自分の思い描いたイメージを物凄く膨らませてくれる、というよりは、
自分が今まで絶対選ばなかったデザインの服を着せてくれる、
そんなクリエイターな様な気がするんです。
だからクライアントも完成形をみたら、
今までの観念がガラリと変わるかんじで、
こりゃいい!絶対楽しい!と思うんではないでしょうかなー。


でも好きなデザインか、シックリくるデザインかといったらそれはまた別なんですがね。


とは言え、この雑誌で学んだ事が一つある〜♪
いやー、言葉って重要だ。
改めて言うまでもない事ですが、
いわゆる(広義な意味での)クリエイターと称される方々は
言葉なんていらないんじゃないか、とか
作品が全て、だと私は思ってました。
しかし売れていく人ってそれに加えて、うまーく自分の作品を面白く、
言葉で表現していく力に長けているのではないかなーと。
コアなファンは言葉なくともファンでいられるけれど、
その周りにいる層の関心をひき付け、渦に巻き込んでいくには、
やはり、悲しいかな作品以上に言葉しかないんではないかと。


うー。言葉で表現してもらわなくとも、
いいものにはすぐ反応できるような感性を身に付けたいなんて思っちゃいました。