〜アコースティックイベント@東京みなと祭〜

夕方行われた日の出会場のイベントのみ行ってまいりました。
先日行われた『共鳴野郎』後遺症もあり、
2,3曲くらいかなぁと勝手に思っていたのですが、
新曲込計7曲もやって下さいました☆
晴天とはいかなかったのですが、ベイサイドで突き抜ける開放感の中、
卓偉の歌を聴くことができて気持ちよかったです。
基本真中に椅子があるシーティングで
お客さんは100人以上は来ていたと思うのですが、
皆さんどことなく控えめな感じがしました(笑)
この秩序感、いつまでも続くといいなぁなんてぼんやり眺めていましたよ。
焼き鳥屋のお兄さんに「今日の中で1番凄い人だけど誰が来るの?」と聞かれ
中島卓偉さん」と答えると「中島美嘉となんか繋がりあるの?!」と返されました(笑)
・・・まあ世間的にはこんな感じだろうと思いつつ
「すっごくいいミュージシャンなので焼き鳥焼きながら聞いて下さい」と
ファンの務めを果たしてきました(笑)
トランス好きの焼き鳥屋のお兄さんの好みとは異なるかもしれないけれども、
不特定の方と触れ合うイベントで
名前を知ってもらえるだけで嬉しいなぁと思ってしまいます。


以下セットリストと本日の感想です。



  1. 鼓動
  2. Calling You
  3. メッセージ
  4. 'Cause I miss you
  5. STAND BY ME(カバー)
  6. HELLO MY FRIENDS
  7. 月さえ眠る夜に(新曲)


ピンク×カーキのシャツに黒いパンツ、白い靴の卓偉氏に
ベースサポで黒の装いでケンジ氏登場!
目が悪いので色の識別しかできずブランドまではわかりません(笑)


卓:「雨も上がってよかったです。・・・とか言って雨が降っちゃうといけないから
曲始めましょう。VIVAROCKというアルバムから『鼓動』です」

という様な流れで一曲目が始まったのですが、
「VIVAROCK」という言葉を聞いただけでぶっ飛びそうになりましたよ。
疾走感溢れるアルバムの中から
アコースティックで聴けるなんて幸せすぎる。しかも鼓動だ。
ラストの『♪渡ってしまいたい〜渡ってしまいたく〜ない』の所をケンジ氏が歌い、
卓偉がフェイクを入れてハモるんですが、いやーケンジ氏グッジョブ☆


卓:「5枚目のシングルですCallingYou」
→英語詩部分で一旦ギターの音を切ってアカペラに近い状態で歌っていたのですが、
卓偉がさりげなくシャツの袖口を捲くりながら
「say you will〜」と普通に歌っていたので思わず笑ってしまいました。


卓:「今までは詩を書くときに背伸びをしたり、又は10代の頃まで降りていったりして
書いていたのですけれど、ようやく無理せず今の自分を出せるというか、
等身大の詩が書けたというか。
詩のフレーズはずっと前からあってそれに曲をつけたと言うような感じです。」
でメッセージ。

→実際聴くとすごくいい曲なんだなーと思いました。
確かに印象に残る曲、衝撃を受ける曲と言うわけではなくて、
スーっと体に流れて抜けていく感じの曲なんですが、それが心地良かった。
アコースティックであっても音の切り方がCDそのままで、それもまた良かった。
そいで気になるファルセットも
1回目のサビではあまり歌詞がよく聞こえなかったのですが、
以降はただただ「よく歌えるよなー」とひたすら聞き惚れていました。


卓:「日本は四季がはっきりしているから
そういうのを曲にするときれいだなと思って。冬の歌で申し訳ないんですが
'Cause I miss you」

→卓偉さん、そんな申し訳ないだなんて(笑)
カウントダウンで聴いた時よりも力強い歌になっていました。


卓「この辺でカバーやりたいと思います」
→会場シーンとなる(笑)
卓:「みんなここで拍手しなきゃ!なんでみんなの方が緊張するの(笑)」
→いや〜、素晴らしい歌声に聞き惚れてそりゃ緊張しますがな(笑)



卓:「カバーは結構好きでこの曲は中一の頃からのレパートリーです。
音楽について学んでいくと
自分のできることだけをどんどんやっていったりするんですが、
そういう時に原点に立ち戻させてくれる曲です。
決められたコード、リズムの中で、どう表現するかっていう
シンプルだけど、最高にカッコイイロックなナンバーです。
この曲はベースがいないと成立しないので、スズキケンジ君に活躍してもらいましょう」
STAND BY ME。

→私はTOKYOFMイベント以来にこの曲聴きましたが、
シャウトまではいかないけれども、太い声で、喉を思いっきり開いて
荒く歌う感じがよかった。こういう歌い方もするんだなーと。


卓:「せっかく皆が手拍子してくれたので次もそんなナンバーをやりたいと思います。
四季を歌った第一作目なんですがHELLO MY FRIENDSを。
みんな手拍子先走りすぎないでね」

→いつもならオーディエンスとの掛け合いの部分もずっと手拍子だったので、
ケンジ氏がめっちゃ歌ってました(笑)
そいで大爆笑したのが、最後のサビ前で
卓:「転調しますっ!!」
わざわざ言わんでも(笑)
賛否両論あるでしょうが、私はこの曲大好きなんですよね。
というかドンドン好きになってきているという感じでしょうか。
しかもアコーステックの方がリズムが綺麗に聴こえるんで、今回1番よかった曲です。


卓:「次で最後です」
→お客さん「え〜!!」
卓:「みんな今歌ってくれなかったじゃん(笑)
まーいいんですよ。シャイな部分も含めて人間ですから(笑)」

「長い音楽人生の中で、
『ここから中島卓偉は始まったよね』と言われるようなそんなアルバムです。
みんな買って、いや買え(笑)!
それを引っさげてのツアーもやります。
夏に謝恩祭というリクエストライブをやったけれど、
今度は新旧含めたグレイテストヒッツの様なライブにしようかと思っているので。
3時間ぐらいやろうと思っています。
途中トイレとか行っていいからさ(笑)
今日はそのアルバムの中から気に入っているナンバーを」
月さえ眠る夜に。


いやー新旧歌ってくれて本当に気持ちよいライブでした。
印象的だったのが、
最後終わって控えに戻る時。
先にケンジ氏が退場したのですが、
その時に今日一緒にやってくれたケンジ氏の方に手を差し伸べて
客席に向かって一礼する卓偉。
自分を支えてくれるメンバーに感謝の気持ちを表すというか
相手を立てるというか、
そういう仕草をここ1年ぐらいのライブ等で見かけます。
1stアルバムでファンになった私は
もちろん好きな音というのはそちらの方なのですけれども、それはそれとして。
こうやって大人になって変化していく様を
これからもずっと見ていきたい。
いろんな人と出会って、いろんなものを吸収して、
何十年後かに中島卓偉が出す音、声というものは
一体どんなものなかなと考えるだけで
ワクワクしてきます。
というわけで、まずは今月末のアルバム、そしてツアー。
楽しみにしております。